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クロッシング

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渋谷ユーロスペースで、キム・テギュン監督の『クロッシング』を見ました。

北朝鮮のリアルな現状をまざまざと見せつけられ、非常に悲しいストーリーなのですが、単なるドキュメンタリー映画にはとどまらず、一つ一つの表現が繊細で、芸術的であり、監督が映画というエンターテインメントをちゃんと熟知している印象でした。

特にラストの国境を超えた後のシーンでは、少年が向かっていくモンゴル側には朝日が輝き、そのまま少年を中心にカメラをパンして後方を見ると(北朝鮮側)、闇夜の月が不気味に輝いているという演出が素晴らしかった!


クロッシングオフィシャルサイト
http://www.crossing-movie.jp/

ユーロスペース
http://www.eurospace.co.jp/

10.05.08.AM02:40

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